薬品管理システムは、お客様の検査業務の効率・迅速化、そして作業品質の向上などの支援を目的とするシステムです。
その他、各帳票データのExcel形式への出力、万が一に備えての全データバックアップ機能
注文したい商品を、使用中や使用後の検査薬に記載されたバーコードあるいは別途バーコード一覧から通すだけで発注入力ができるようになるため、今まで使用していたものを確実に、かつ簡単・迅速に発注を行うことができます。
受け入れを行ったタイミングで有効期限・ロット付きのバーコード(GS1-128 EANコード)を通すため、問題のあるロットを追跡しやすくなったり、有効期限切れによる医療ミスを防いだりすることができます。
バーコードリーダーによってコンピュータへのデータ蓄積を行うので、在庫数や発注数、仕入数等の全体の動き(トレーサビリティ)を把握することができ、またそういったデータを活用して、発注データの自動生成等が可能となります。
弊社のシステム開発は、Access等の既存のソフトを活用し、お客様のニーズに沿いながらより簡略に分かりやすく作り上げるのでコストを抑えることができ、その上で信頼性を確保しつつ柔軟性に富んだ開発を行うことができます。
基本機能をベースに、お客様の業務内容やニーズに合わせたシステムを構築していきます。
開発前はもちろん、開発中の段階でもお客様との徹底したヒアリングを行い、お客様の考えるイメージを尊重したシステム開発を行っていきます。
○薬事法における「医療用医薬品へのバーコード表示の実施要項」の一部改正について
大まかな内容として、以下の通りとなっています。
内容
平成24年6月29日付、厚生労働省より「医療用医薬品へのバーコード表示の実施要項」の実施要項が改正されました。
変化
既に特定生物由来製品、生物由来製品及び注射薬(生物由来製品を除く)のアンプルやバイアル等についてはバーコードが表示されていますが、今回の改正で内用薬のPTP包装シートや外用剤のチューブ等にもバーコードが表示されるようになります。
目的
機械的に製品を識別して、取り違えによる医療事故の防止や、製造・流通から患者への使用までの流れを記録することにより、トレーサビリティを確保するためのものです。
実施時期
新バーコード表示の実施時期としては、平成27年7月(ただし、年1回しか製造していないもの等特段の事情があるものについては平成28年7月)以降に製造販売業者から出荷されるものに新バーコードが表示されます。
こうした背景があるなかで、医療において 発注、仕入、在庫、ロット・有効期限管理は非常に重要な部分の一つであり、バーコードによる管理はより一層重要なものへとなりつつあると考えています。
※この改正についての詳細は、以下のページ(PDF)で閲覧することができます。